Doctor's Network

"夢をつなぐ" Doctor's Network

合理的配慮・工夫事例

場面別:合理的配慮(医学部)

困りごと:視覚障害のため、通常の方法では卒業試験が受けられない。

配慮・工夫事例:

卒業試験は対面朗読で読み上げ、レコーダーに録音してそれを聞き直して口頭回答するという方法で全部受けさせてもらった。

困りごと:視覚障害のため、臨床実習の際の手技などを見ることができない。

配慮・工夫事例:

講師が口頭で説明してくれたり、同じチームの学生が後で教えてくれたりした。

困りごと:視覚障害のため、臨床実習の際にCT等の画像を見ることができない。

配慮・工夫事例:

画像上でどういう所見があるか講師ができるだけ口頭で説明してくれた。

困りごと:普段は車椅子を利用しているため、解剖の実習など立ち作業が必要なものだと、体力的にできない作業がある。

配慮・工夫事例:

普通は4人で班を作るところを5人の班にしてもらい、自分はできる範囲のことをして、できない作業は見学させてもらった。

困りごと:車椅子を利用していて自家用車で通学しているが、駐車場が建物から離れていて、雨の日には濡れてしまう。

配慮・工夫事例:

建物の隣の患者さん用の駐車場を使わせてもらい、雨の日も教室まで濡れずに行ける動線を確保してもらえた。