Doctor's Network

"夢をつなぐ" Doctor's Network

合理的配慮・工夫事例

場面別:すべて

困りごと:指でつかむ力がほとんどないので、ペットボトルのふたも開けることができない。

配慮・工夫事例:

ペットボトルのふたを軽い力で開けられるオープナーを使っている。

困りごと:コンビニでも売れ筋の商品は立った人の目の視線にあるため、車椅子だと手が届かない。

配慮・工夫事例:

車椅子で移動する際にはマジックハンドを持参し、高いところの商品はマジックハンドでつかんで取るようにしている。マジックハンドの性能にも差があるが、リウマチ患者の会で購入したものなので、軽くて性能も良いので重宝している。

困りごと:脊髄損傷で車椅子を使っているが、長時間パソコンで作業していると、お尻が圧迫されて褥瘡(床ずれ)ができてしまう。

配慮・工夫事例:

パソコンの音声入力機能を使い、時々両手で身体を支えてお尻を浮かすようにしている。

困りごと:手術の際に執刀医の指示が聞き取れない

配慮・工夫事例:

補聴援助システム(ロジャー)を使い、執刀医にマイクロホン付きの送信機をつけてもらい、そこから補聴器に電波を飛ばすことで聞きやすくしている。

困りごと:手の力が弱いので車椅子のストッパーを操作しにくい

配慮・工夫事例:

ストッパーのバーに使い終わったラップの芯をかぶせて太く長くすることで、弱い力でも操作しやすくしている。

困りごと:片手で字を書くときに紙が滑ってしまい書きづらい

配慮・工夫事例:

滑り止めのシートを紙の下に敷いて滑るのを防いでいる。

困りごと:つかむ力が弱くてボールペンや蛍光ペンのキャップが外せない

配慮・工夫事例:

ボールペンや蛍光ペンにもノック式のものがあるので、それを使っている。