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先輩医師の紹介

障害別:すべて

Masao

名前Masao
所属民間病院
診療科整形外科
障害の内容四肢不全麻痺
障害の発生時期医学部在学中・医師になってから

これまでの経緯

医学部5年生の時に特発性大腿骨頭壊死症を発症し、手術。免荷が必要な時期が長期にわたり、両側性なので繰り返した。松葉づえを使う時期はポリクリで支障があった。特に手術室に入るのには「来なくてもいいのに」と露骨に言われ、「出なくても単位はくれるんですか?」と食い下がった。…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

難病の治療は免疫抑制剤や生物学的製剤を使って安定してきてはいる。急性増悪がほとんどなくなったので治療と就労の両立は現時点ではできている。ステロイド性骨粗鬆症があり脊椎圧迫骨折を繰り返してしまう。断続的な休業が発生してしまい、周囲の医師に負担を強いることになってしまう。…(「詳細情報を見る」へ)

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

障害や難病があるということは患者さんや障害のあるスタッフの抱える困難を真に理解できる立場にあるという幸運でもあります。患者さんから信頼され本心を語ってもらえるのは健常者よりも早いです。但し職能の面ではスタッフにも患者さんにも不安を持たれないよう…(「詳細情報を見る」へ)

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地方の勤務医

名前地方の勤務医
所属公的病院
診療科循環器内科
障害の内容右下肢機能障害(4級)
障害の発生時期医学部入学以前

これまでの経緯

自分ではあまり意識はしていませんでしたが、やはり障がいがあることで、職業の選択はある程度限定されてきます。
周囲の家族から医師になることがベストであることを言われて知らず知らずのうちに医師の道を選んでいました…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

どの職種も同じだと思いますが、人間関係が重要と思います。
特に自分の能力、仕事に対する姿勢を評価してくれる方との出会いはとでも大切です。自身はそういう出会いがあり幸運であったと感謝しています。

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

医師になれば臨床以外に基礎医学で研究、あるいは公衆衛生に進み、保健所の所長などの役人になるなどのいろいろな選択肢があります。障害の程度に応じて選択があると思います。

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耳鼻科太郎

名前耳鼻科太郎
所属大学病院、市中病院
診療科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
障害の内容先天性難聴(補聴器装用)
障害の発生時期医学部入学以前

これまでの経緯

医師になる前は英語リスニングを免除してもらった。講義中は席を前にしてもらうといった配慮を頂いた。
大学で論文発表質疑応答時に要約筆記していただいた。

医師として働く上での工夫や配慮

障害の程度などを理解していただくことが必要。自分でどこまでできて、これができないなどを知ってもらう。
対応できる範囲で補助システムを使用する。採用側が支援システムを購入していただけるかも話し合う。

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

これまでは勉強をすることが中心でありましたが、社会になればいろいろな人と触れ合うことになり、さぞ神経を誰よりも使います。
完璧に成し遂げるのではなく、迷惑をかけるところはかけると割り切った方がよいと思います…(「詳細情報を見る」へ)

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不全四肢麻痺の電動車椅子使い

名前不全四肢麻痺の電動車椅子使い
所属大学病院
診療科放射線科
障害の内容不全脊髄損傷(頸髄)による四肢機能障害
障害の発生時期医学部在学中

これまでの経緯

医学部在学中に事故により受傷。国家試験は厚生労働省内で別室受験。

医師として働く上での工夫や配慮

上肢の障害もあり、パソコン入力は音声入力。体温調節機能障害があるため、空調管理が自由にできる部屋で勤務させてもらっている。

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

現実をしっかり分析して、持続可能な道を模索していきましょう。

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