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先輩医師の紹介

障害別:肢体不自由

Hemi

名前Hemi
所属公的病院
診療科緩和ケア科
障害の内容右上下肢機能障害(2級)
障害の発生時期医師になってから

これまでの経緯

発症から仕事復帰まで半年を要したが、結果的に右不全麻痺は残存し、杖歩行で移動、業務の遂行には時間がかかるようになった。…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

手技的には右が使えない分、左でカバーして業務しているが、一番重要な点は自分の希望と今できるであろう業務について同僚、上司を含む病院全体が業務変更等の最大限の配慮してくれたました。

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

障害があっても医師にしかできない仕事はたくさんあり、自分の希望や方針をしっかり持って、一歩ずつ前に進もうという姿勢が重要だと思います。…(「詳細情報を見る」へ)

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Y.F

名前Y.F
所属民間病院
診療科リハビリテーション科
障害の内容先天性両下肢障害
障害の発生時期医学部入学以前

これまでの経緯

両足に装具をつけて歩行はできますが、段差の昇降や長距離の移動は困難ですので、
学校生活では校内の移動や体育の授業、校外での行事の際に配慮して…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

職場での移動には困ることはありません。
検査や処置を行うときに、やりやすいようにベッドの高さや機器の位置などを調整したり…(「詳細情報を見る」へ)

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

医師というととにかく体力が必要というイメージがあり、医学部に進む前は自分にできるのか不安に
思っていましたが、実際には想像以上に働く場所や働き方も…(「詳細情報を見る」へ)

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S.S.

名前S.S.
所属民間病院
診療科脳神経内科志望
障害の内容下肢不全麻痺
障害の発生時期医学部入学以前

これまでの経緯

・障害を持ったうえで働ける職業がわからなかったので、将来のイメージがしづらく悩んだ。周囲に同じ状況の人も
いないので、相談する相手がわからなかった…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

・初期研修の病院も理解のある病院で、入職前には下見をして、車椅子の通れない狭い通路があれば配置を
変えたり、他の研修医と遜色なく働けるように配慮してもらった。車通勤が必要なため…(「詳細情報を見る」へ)

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

医師になりたい、部活をしたいなどの希望はchallengingなことでしたが、周囲の方が理解してくださり、
応援してくださったこそ色々なハードルがあっても進んでこれたのだと思います…(「詳細情報を見る」へ)

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radiologist

名前radiologist
所属公的病院
診療科放射線診断科
障害の内容脊髄損傷(胸髄)による両下肢機能障害
障害の発生時期医師になってから

これまでの経緯

私は受傷前は外科医でしたが、自転車で走行中の交通事故により脊髄損傷となり、外科医として勤務を継続することは断念せざるを得ませんでした。ただ、なんとか医療現場へ早く復帰したかったので、それがリハビリのモチベーションとなり、幸いなことに外科医時代にお世話になった先生方から画像診断医としての復帰の道を提案していただき…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

当直業務や、造影剤などを注入するための患者さんへの注射業務は免除させていただいています。画像診断医は基本的にはデスクワークであり、その他の工夫や配慮はしていません。臨床医とのカンファレンスにも参加していますし、…(「詳細情報を見る」へ)

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

医療や学問の分野は物理的にも考え方でも他の分野以上にバリアフリーです。医療の知識、経験が生かされる場所は必ずあり、全力で仕事できる環境もたくさんあります。たまには迷惑をかけることもあるかもしれないですが、細かいことを気にしていては充実した仕事はできないので…(「詳細情報を見る」へ)

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Masao

名前Masao
所属民間病院
診療科整形外科
障害の内容四肢不全麻痺
障害の発生時期医学部在学中・医師になってから

これまでの経緯

医学部5年生の時に特発性大腿骨頭壊死症を発症し、手術。免荷が必要な時期が長期にわたり、両側性なので繰り返した。松葉づえを使う時期はポリクリで支障があった。特に手術室に入るのには「来なくてもいいのに」と露骨に言われ、「出なくても単位はくれるんですか?」と食い下がった。…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

難病の治療は免疫抑制剤や生物学的製剤を使って安定してきてはいる。急性増悪がほとんどなくなったので治療と就労の両立は現時点ではできている。ステロイド性骨粗鬆症があり脊椎圧迫骨折を繰り返してしまう。断続的な休業が発生してしまい、周囲の医師に負担を強いることになってしまう。…(「詳細情報を見る」へ)

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

障害や難病があるということは患者さんや障害のあるスタッフの抱える困難を真に理解できる立場にあるという幸運でもあります。患者さんから信頼され本心を語ってもらえるのは健常者よりも早いです。但し職能の面ではスタッフにも患者さんにも不安を持たれないよう…(「詳細情報を見る」へ)

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地方の勤務医

名前地方の勤務医
所属公的病院
診療科循環器内科
障害の内容右下肢機能障害(4級)
障害の発生時期医学部入学以前

これまでの経緯

自分ではあまり意識はしていませんでしたが、やはり障がいがあることで、職業の選択はある程度限定されてきます。
周囲の家族から医師になることがベストであることを言われて知らず知らずのうちに医師の道を選んでいました…(「詳細情報を見る」へ)

医師として働く上での工夫や配慮

どの職種も同じだと思いますが、人間関係が重要と思います。
特に自分の能力、仕事に対する姿勢を評価してくれる方との出会いはとでも大切です。自身はそういう出会いがあり幸運であったと感謝しています。

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

医師になれば臨床以外に基礎医学で研究、あるいは公衆衛生に進み、保健所の所長などの役人になるなどのいろいろな選択肢があります。障害の程度に応じて選択があると思います。

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不全四肢麻痺の電動車椅子使い

名前不全四肢麻痺の電動車椅子使い
所属大学病院
診療科放射線科
障害の内容不全脊髄損傷(頸髄)による四肢機能障害
障害の発生時期医学部在学中

これまでの経緯

医学部在学中に事故により受傷。国家試験は厚生労働省内で別室受験。

医師として働く上での工夫や配慮

上肢の障害もあり、パソコン入力は音声入力。体温調節機能障害があるため、空調管理が自由にできる部屋で勤務させてもらっている。

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

現実をしっかり分析して、持続可能な道を模索していきましょう。

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