Doctor's Network

"夢をつなぐ" Doctor's Network

S.S.

名前S.S.
所属民間病院
診療科脳神経内科志望
障害の内容下肢不全麻痺
障害の発生時期医学部入学以前

これまでの経緯

・障害を持ったうえで働ける職業がわからなかったので、将来のイメージがしづらく悩んだ。周囲に同じ状況の人も
いないので、相談する相手がわからなかった。
・大学は理解のある学校で施設環境の整備であったり、新しい講義が始まるときには事前に一緒に下見をして
無理のないよう配慮してくださったり、不自由することなく勉強や部活動などに専念することができた。
家族も通いやすい家を探してくれたり、運転免許をとれるようにサポートをしてくれた。

医師として働く上での工夫や配慮

・初期研修の病院も理解のある病院で、入職前には下見をして、車椅子の通れない狭い通路があれば配置を
変えたり、他の研修医と遜色なく働けるように配慮してもらった。車通勤が必要なため、病院の近いところに駐車
スペースを用意してもらった。物品の用意やサポートなど、看護師さんたちが協力してくださり、手技も工夫して行った。
外科研修では立っていられないので、座って手術に入れるよう専用の椅子を用意してもらったり、入りやすい手術を
選んで入らせてもらっているようだった。

医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ

医師になりたい、部活をしたいなどの希望はchallengingなことでしたが、周囲の方が理解してくださり、
応援してくださったこそ色々なハードルがあっても進んでこれたのだと思います。
同じように障害を抱えながら色々な職業についている人の話を聞くと、自分も頑張ろうと思いますし
私も、自分自身が頑張ることで、誰かを励ませるような存在になりたいと思っています。