名前Y.F
所属民間病院
診療科リハビリテーション科
障害の内容先天性両下肢障害
障害の発生時期医学部入学以前
これまでの経緯
両足に装具をつけて歩行はできますが、段差の昇降や長距離の移動は困難ですので、
学校生活では校内の移動や体育の授業、校外での行事の際に配慮していただきました。
医学部に進んでからの実習や研修医のときには、指導医と相談し、可能な範囲で
(〇時間までなら立っていられる、など)その都度取り組みました。
医師として働く上での工夫や配慮
職場での移動には困ることはありません。
検査や処置を行うときに、やりやすいようにベッドの高さや機器の位置などを調整したり、
補助をお願いすることはありますが、障害をもたない医師でも同じことだと思います。
ただし、急変時に駆けつけて対応するなどは困難な場合があるので、他の医師にお願いします。
医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ
医師というととにかく体力が必要というイメージがあり、医学部に進む前は自分にできるのか不安に
思っていましたが、実際には想像以上に働く場所や働き方も、専門性も多様であると感じています。
それぞれの人に合った場所がきっと見つかると思います。