Doctor's Network

"夢をつなぐ" Doctor's Network

合理的配慮・工夫事例

場面別:工夫事例(仕事)

困りごと:最新の医療情報、特に医薬品については年々更新される情報を毎年チェックする必要があるが、視覚に障害があるため、必要な情報に効率よくアクセスするのが難しい。

配慮・工夫事例:

DVD版の医学書籍を購入し、自分が普段使う情報、特に医薬品の情報などはPCのメモ帳に貼り付け、いつでも調べやすいようにしている。

困りごと:脊髄損傷で車椅子を使っているが、長時間パソコンで作業していると、お尻が圧迫されて褥瘡(床ずれ)ができてしまう。

配慮・工夫事例:

パソコンの音声入力機能を使い、時々両手で身体を支えてお尻を浮かすようにしている。

困りごと:手の力が弱いので車椅子のストッパーを操作しにくい

配慮・工夫事例:

ストッパーのバーに使い終わったラップの芯をかぶせて太く長くすることで、弱い力でも操作しやすくしている。

困りごと:片手で字を書くときに紙が滑ってしまい書きづらい

配慮・工夫事例:

滑り止めのシートを紙の下に敷いて滑るのを防いでいる。

困りごと:つかむ力が弱くてボールペンや蛍光ペンのキャップが外せない

配慮・工夫事例:

ボールペンや蛍光ペンにもノック式のものがあるので、それを使っている。