医学部に入学して様々なカリキュラムや試験をこなしていく際には、相当な努力と根気強い相談、周囲のサポート体制の確立など、様々なハードルがあると思います。仮に実習は配慮されても、十分な勉強ができなければ進級できませんし、国家試験にも合格できません。
(1)座位でなくても十分勉強できる時間を確保できること。そして、それなりに結果を残せる学力があること。
(2)学校との間で、自分ができること、できないこと、どのような配慮があればできるかを相談し続けるコミュニケーション力と精神力があること。
この2つは必ず必要で、なければ難しいと思いますが、あっても「絶対なれる」というわけではなく、「きついけどなれる可能性がないわけではない」と思います。入学してからは、周囲の人に「この人には、がんばって医師になってほしい」と思っていただけたら、それは追い風になると思います。