名前Hemi
所属公的病院
診療科緩和ケア科
障害の内容右上下肢機能障害(2級)
障害の発生時期医師になってから
これまでの経緯
発症から仕事復帰まで半年を要したが、結果的に右不全麻痺は残存し、杖歩行で移動、業務の遂行には時間がかかるようになった。
元々産婦人科医であったが、手術等の手技が必要な以前の業務には不安があり、緩和ケアや診断的な業務に変更した。(病院の配慮が大きい)
また、元の診療科の知識も生かして、希望の放射線治療の研修も行うことができ、現在は緩和ケア医、放射線治療医として働いている。産婦人科の業務に関しても同僚の手助けで外来等を主に診療ができるようになった。
医師として働く上での工夫や配慮
手技的には右が使えない分、左でカバーして業務しているが、一番重要な点は自分の希望と今できるであろう業務について同僚、上司を含む病院全体が業務変更等の最大限の配慮してくれたました。
医師を目指す方や医師を続けることに不安を感じている方へのメッセージ
障害があっても医師にしかできない仕事はたくさんあり、自分の希望や方針をしっかり持って、一歩ずつ前に進もうという姿勢が重要だと思います。
周りの人たちのサポートには感謝し、障害とともに生き、さらに高みを目指して成長してください。(自分も含めてですが)